「環境保護に大きく貢献!」日本大学工学部へのNMRパイプテクター®-NMRPT-導入事例

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はじめに

日本では高度経済成長期からバブル期にかけて、公共施設やビジネスビル、マンションなど多くの建物が次々と建設されました。
一般的に、鉄筋コンクリートでできた建築物の耐用年数は、40~50年以上と言われ、適切なメンテナンスを施せば竣工から半世紀ほどたった現在でもまだまだ使用可能でしょう。
一方で、給水や空調設備のために使用される配管の耐用年数は20年~30年ほどと言われています。
素材である鉄と内部を通る水が科学反応を起こし、赤錆が発生してしまうからです。

高度経済成長期から20~30年経過した2000年以降、多くの建物で配管が耐用年数に達しその対処が求められるようになりました。
今回紹介する日本大学もまさにそういった背景により配管の赤錆トラブルに見舞われ、NMRパイプテクター®を導入しました。

 

「日本の法律を修める学校」として誕生した日本大学

日本大学について簡単にご紹介します。
1889年、当時の司法大臣であった山田顕義氏が中心となり、律学者11名によって日本大学の前身である日本法律学校が創設されました。
その時代、欧米諸国の法律を学ぶことが主流でしたが、日本の歴史・文化・伝統に立脚した法律学校が必要であるという創設メンバーの考えのもと、日本の法律を学ぶことを重要視した非常にユニークな教育機関でした。
そして1903年に、日本大学と改称し、現在に至ります。

 

「ロハス工学」を理念とする日本大学工学部

日本の法学を修める学校として出発した日本大学ですが、現在は日本でも最大規模の総合大学となり、文理ともに独自の理念をもって日本の教育を支えています。

NMRパイプテクター®を導入した日本大学工学部は、人と地球にやさしい持続可能な生活様式を工学的観点から研究、提案していく事を目指しており、「ロハス工学」を理念として掲げています。
そういった理念と共鳴してNMRパイプテクター®が採用されたのでしょう。
NMRパイプテクター®はその優れた防錆性能に加え、環境にも非常にやさしい装置です(環境保護について詳しくは連載最終回)。

 


次の回では、NMRパイプテクター®が日本大学工学部に導入された背景についてご紹介いたします。
引き続きどうぞ、お楽しみください。