「環境保護に大きく貢献!」日本大学工学部へのNMRパイプテクター®-NMRPT-導入事例

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はじめに

NMRパイプテクター®は、日本大学工学部研究棟の抱えていた配管の赤錆トラブルを見事解決しました。
その優れた防錆・更生性能はさる事ながら、第1回でも触れた通りNMRパイプテクター®は環境に非常にやさしい装置です。
連載最終回では、その点を詳しくみて行きたいと思います。

 

パイプライニング

赤錆が発生した配管を交換しないで使い続けるための更生方法は、NMRパイプテクター®の設置以外にもいくつか手段はあります。
例えば、パイプライニングがありますが、この工法は配管内の研磨による赤錆除去作業によって、配管がどうしても傷ついてしまいます。
そのため7~10年以内には結局配管を交換せざるを得ず、古い配管は廃棄物となります。
また、パイプライニングは内部に赤錆に強い特殊な樹脂を塗装する工法ですが、樹脂の性質上、完全に硬化させる事は難しく、健康への悪影響が判明しているビスフェノール類を含むその塗料が水に溶け出すことが懸念され、環境への負荷が全くないとは言い切れないのが実情です。

 

NMRパイプテクター®-NMRPT-の驚くべき仕組み

一方で、NMRパイプテクター®はどうでしょうか。
NMRパイプテクター®最大の特徴は配管内部を腐食するやっかいものである赤錆を逆に利用する点です。
NMRパイプテクター®は装置から出る電磁波によって、配管内部の赤錆を黒錆に還元させます。
黒錆は腐食に強く、鉄を保護する作用があり、古くから鉄製品の錆防止のために活用されて来ました。
NMRパイプテクター®はこの黒錆によって配管の防錆と強化を実現しています。
そのため、赤錆を取り除くための洗浄や配管内部を保護するための樹脂などの使用、また環境負荷の大きい防錆剤といった薬剤を一切必要としません。
消耗する資材などもなく導入後のメンテナンスはほとんど不要です。
そして黒錆の結晶による被膜は強固なため、配管寿命を40年以上延命することが可能です。
これは建物寿命に匹敵する数値で、延命として申し分ありません。

 

まとめ

NMRパイプテクター®はその優れた防錆性能もさる事ながら、環境にも非常にやさしい装置である点が国内に留まらず世界中で評価されている理由です。
まさに「ロハス工学」的であり、ロハス工学を理念として掲げる日本大学工学部が導入を進めていることにも納得です。
今後ますます、活躍の場が拡がっていくことでしょう。
配管内の赤錆腐食について少しでも気になることがあれば、ぜひ日本システム企画株式会社までお気軽にお問い合わせ下さい。

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