NMRパイプテクター®-NMRPT-でプラスチックごみの海洋汚染問題に光明!

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はじめに

世界的に問題になっているプラスチックごみによる海洋汚染問題に対して、レジ袋の有料化や大手小売業者のプラスチック利用の廃止など、身近なところでもさまざまな取り組みが始まりました。

とはいえ、まだまだ問題解決には程遠い段階ですが、大きな一歩となる解決策があります。
NMRパイプテクター®の活用です。

一般的なマンションの配管からバッキンガム宮殿や大英博物館といった歴史的建造物に至るまで、さまざまな配管の赤錆問題を解消してきたNMRパイプテクター®ですが、プラスチックごみとどのように関係するのでしょうか。

海洋プラスチックごみ問題の背景とNMRパイプテクター®がどのようにその問題解決に寄与するのかについてご紹介します。

海洋プラスチックごみの原因

世界的な課題となっているプラスチックごみは、何が問題なのでしょうか。

日本ではプラスチックのリサイクルやリユースが一般的になりましたが、一部はポイ捨てや不法投棄などによって回収されずに海洋へと流出しています。
その過程で小さな破片になり海洋を汚染、海洋生物などの体内に入ってしまい、これが原因で数多くの海洋生物が命を落としています。

また、汚染された魚介類を気付かずに食用してしまう危険性もあり、健康への影響も心配です。

とはいえ、日本をはじめ多くの国が活発にリサイクルするようになったため、さほど大きな問題ではないようにも思えますが、現実には海洋を汚染しているプラスチックごみは約800万トンにも及ぶといわれています。

ここで問題になるのが、インドネシアやバングラデシュ、ベトナムといった人口の多い都市を抱える発展途上国です。
これらの国々は海洋プラスチックごみ問題の最大の要因となっているペットボトル飲料を大量に消費しており、その多くが河川などを通じて海洋に流れています。

ペットボトル飲料を大量消費する理由

水面が見えないほど河川に大量に浮かぶペットボトル。
日本では考えられませんが、発展途上国では珍しくない光景です。

そもそも、これらの国は何故ペットボトル飲料を大量に消費するのでしょうか。
それは、安全性において信頼できる飲み物が他にないからです。

日本では安全性を疑うことなく水道水を気軽に利用できます。
ところが問題となっている国々の都市部は水道水を配備してはいるものの飲用に適した水質ではありません。
配管の内部で赤錆が大量に発生し、塩素(カルキ)を投入しても殺菌成分が消失してしまい雑菌が繁殖している状態です。
水道水が飲み水としては不適切なため、ペットボトル飲料の消費量が多いのです。

水道水の水質改善への壁とNMRパイプテクター®-NMRPT-による問題解決

インドネシアやバングラデシュ、ベトナムなど、該当する12か国の都市部には1億人以上の人口があります。
彼らがペットボトル飲料に頼らず水道水中心の生活を送ることができれば、海洋プラスチックごみの大幅減少が見込めるでしょう。

しかし、解決にはいくつかの問題が立ち塞がります。
詳しくは次回にて紹介しますが、NMRパイプテクター®はそれらの問題も解決する事が可能になります。


ここまで、プラスチックごみの海洋汚染と大きな要因となっている発展途上国の水道水事情についてご紹介させていただきました。
次回は、これらの国がなぜ水質改善のための対策が打てていないのか、その理由についてご紹介いたします。