英国の5つ星高級ホテルでも赤錆問題を解決!NMRパイプテクター®-NMRPT-

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はじめに

これまでの連載では、ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェアの歴史と、そのホテルの空調温水配管で発生していた赤錆問題をNMRパイプテクター®が解決した事例をご紹介致しました。
最終回では、NMRパイプテクター®のメリットの一つである「環境負荷が小さい」という点を詳しくご紹介いたします。

 

イギリスにおける環境意識

イギリスといえばまさに産業革命の地です。
産業革命によって経済は大きく成長しましたが、一方で工業化に伴う石炭の大量消費は深刻な大気汚染を引き起こしました。
そして20世紀後半には環境問題へ強い関心が向けられるようになり、社会活動も盛んになります。
そういった背景もあり、イギリスでは環境意識が特に強く、配管メンテナンスにおいても当然環境への配慮が求められます。

 

環境に優しいNMRパイプテクター®-NMRPT-

ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェアでNMRパイプテクター®が選ばれたのは、NMRパイプテクター®がとてもエコな赤錆防錆装置であるという点も大きかったでしょう。
前述の通り、NMRパイプテクター®は使用年数が長く古い配管でも更生し、およそ建物寿命まで延命します。
配管を取り替えた場合、古い配管を廃棄処理するために多くのCO2を排出する事になるので、古い配管を使い続ける事の出来るNMRパイプテクター®は非常に環境負荷が小さいと言えます。

また、赤錆が発生した配管を交換しないで使い続けるための更生方法として、日本ではパイプライニングが一般的ですが、この工法は配管内の研磨による赤錆除去作業によって、配管がどうしても傷ついてしまいます。
そのため7~10年以内には結局配管を交換せざるを得ず、古い配管は廃棄物となります。

またパイプライニングは内部に赤錆に強い特殊な樹脂を塗装する工法ですが、樹脂の性質上、完全に硬化させる事は難しく、健康への悪影響が判明しているビスフェノール類を含むその塗料が水に溶け出すことが懸念され、環境への負荷が全くないとは言い切れないのが実情です。
一方でNMRパイプテクター®は薬剤の使用を必要とせず、また装置自体に消耗する部品もありませんので非常にエコです。
環境への配慮について高い水準が求められるイギリスでNMRパイプテクター®が広く受け入れられたのは、まさにそういった特徴にもよるのでしょう。

 

まとめ

NMRパイプテクター®が世界的にも高く評価されている、その理由についてお分かり頂けましたでしょうか。
高い赤錆防錆性能もさることながら、徹底的に環境への負担を減らした上でその優れた性能を実現している事もまたその高い評価の理由です。

今回は、ミレニアムホテル・ロンドン・メイフェアという歴史の長い特殊な建築物での導入事例をご紹介致しましたが、NMRパイプテクター®はマンションなど一般的な建築物での導入実績も、もちろん豊富です。
配管内の赤錆腐食について少しでも気になることがあれば、ぜひ日本システム企画株式会社までお気軽にお問い合わせ下さい。