はじめに
前回はウィッティントン病院について詳しく見ていきました。
ロンドン北部の中核病院として、重要な役割を果たしています。
今回はNMRパイプテクター®の導入が決まるまでの背景や特徴についてみていきます。
給湯配管が劣化
ウィッティントン病院は1860年代に建設されたこともあって、建物の老朽化が進んでいました。
給湯配管も前回に配管更新されてから、およそ30~40年程度経過していました。
簡易手術室や管理室、無菌室の配管は亜鉛めっき鋼管を使用しています。
こちらが劣化して、毎朝赤水が発生するようになりました。
このままでは水道管の詰まりや腐食による水漏れなどの発生するリスクが高く、NMRパイプテクター®を導入することになりました。
NMRパイプテクター®とは
NMRパイプテクター®は配管内で発生する赤錆を防止する装置です。
また既にある赤錆を黒錆に還元します。
黒錆は鉄の表面に緻密な皮膜を形成することで、鉄を赤錆から守ることができ、南部鉄瓶や中華鍋などで表面をコーティングする為に使用されています。
圧倒的な実績を誇る
NMRパイプテクター®は発売されて25年以上がたちますが、多くの施設にてご好評頂いており、2020年の時点で導入実績数が4,200棟を突破しているほどです。
マンション以外でも、国内外問わず、行政施設や公共施設、商業施設など多種多様な建物で使われています。
配管の種類にも柔軟に対応していて、給水・排水配管のほかに空調冷温管、冷却配管、給湯配管にも使用可能です。
即効性
NMRパイプテクター®は、より早い段階で効果を実感できる点もおすすめポイントです。
最短で1か月以内で効果を確認できたというお客様からの声もしばしば聞かれます。
赤水などで悩まされていて、できるだけ早く現在の問題を解消したいという人にはおすすめです。
実際に今回紹介しているウィッティントン病院でも、設置後すぐに効果が立証されています。
ではどのような結果になったのか、次の連載で詳しく見ていきましょう。