ひどい赤水も短期で解消!レジェンドホテルサイゴンの事例

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はじめに

ひどい赤水をNMRパイプテクター®の導入によって短期間のうちに解消したレジェンドホテルサイゴンの事例についてご紹介する連載最終回です。
前回は赤水に悩まされていたレジェンドホテルサイゴンの当時の様子からNMRパイプテクター®の導入が決定するまでの流れをご紹介しました。

連載最終回ではNMRパイプテクター®が発揮したレジェンドホテルサイゴンでの防錆効果をご紹介します。
どうぞ最後までお楽しみください。

 

NMRパイプテクター-NMRPT-の優れた性能

レジェンドホテルサイゴン(現ロッテホテルサイゴン)でも真っ先に配管の更新を検討したように、赤水は配管を新たなものに取り換えることで対処するのが一般的です。
しかし配管を更新しても、ベトナムのような特殊な水質の場合は、数年後に再び配管内に赤サビが発生します。
薬品を使う方法もありますが、一時的な効果しかなく、継続的に投与しなければなりません。
どちらの方法も根本的な解決ではなく定期的に高額な費用が必要になります。

 

NMRパイプテクター®-NMRPT-のアプローチ

NMRパイプテクター®のアプローチは、これら従来の方法とはまったく異なります。
発生してしまった配管内の赤サビを除去するのではなく赤サビを別の物質・黒サビへと変換することで配管内の腐食を止め、さらに配管を強化して延命します。

 

NMRパイプテクター®-NMRPT-のメリット

NMRパイプテクター®は配管外部からの設置のために断水工事を必要としません。
導入時にかかる費用を大幅に削減でき、消費する部品や薬剤などもないためランニングコストの心配も無用です。

NMRパイプテクター®の防錆効果は、日常的な水の使用量(約1蛇口あたり200L~300L/日)であればおよそ40年にも及びます。
優れた防錆効果・低コスト・導入時の利便性など、レジェンドホテルサイゴンにとってNMRパイプテクター®はベストな選択肢だった訳です。

 

ひどい赤水が透明に!短期間で赤水を解消したNMRパイプテクター®-NMRPT-

レジェンドホテルサイゴン(現ロッテホテルサイゴン)では、NMRパイプテクター®を、2008年に導入・設置しました。
当時、すべての客室の洗面台、バスタブ、トイレから濃い赤水が出ており、30分ほど水を流し続けても水質はほとんど変わらない状態でした。
非常に濃い赤水だったことを踏まえ、NMRパイプテクター®の防錆効果を効率よく最大限発揮させるために、清掃時に客室の水道を全開にして一定時間流す作業を毎日実施することになりました。

それから約一か月半後に14~17階の客室10室の洗面台・風呂・トイレで水質チェックを実施し、経過観察を行いました。

一部洗面台下の止水バルブがやや閉まっていたため水が滞留し、十分な防錆効果を発揮出来ていない箇所もありましたが、微量な赤サビが再発生しただけで、止水バブルを全開にすることで対処可能なものでした。

他の箇所については、水はほぼ透明なものに変わっていました。
配管内の赤サビの腐食が止まり、赤サビを黒サビへと変化させることに成功した事で、硫酸成分を多く含む配管を腐食させやすい水質でもNMRパイプテクター®は高い防錆効果を発揮出来ることが実証されました。

 

まとめ

戦後の混乱期に始まった小さなお汁粉屋から、全国に知れ渡る菓子メーカーにまで成長したコンフェクショナリーコトブキ。
その創業者が特別な想いを抱えて開始したホテル事業の第一歩であるレジェンドホテルサイゴンでは、ひどい赤水が発生してしまいます。
その解決を任された大成建設株式会社が赤サビ対策として選んだのはNMRパイプテクター®でした。
NMRパイプテクター®は大規模な工事を必要とせず設置可能で、導入コストも配管更新工事の10分の1程度の費用ですみます(一般的な給水管の場合)。
赤サビに悩んでいる建物オーナー様はぜひ一度日本システム企画株式会社までお問い合わせください。

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