病院での検証
NMRパイプテクター®の検証を最初に実施した病院は「日本赤十字社の旧医療センター」でした。 平成11年日本赤十字社の旧医療センターで使われていた給水配管は亜鉛メッキ鋼管製で当時築後24年が経過していました。
給水配管の内部に赤錆が発生し、新生児の部屋の朝一番の水は水質基準値の0.3㎎/ℓを大きく上回る、2.0㎎/ℓの鉄イオン値を示していました。 そのため、水を使用する際ははじめに多量の水を破棄してから水を使用していました。
また今後の漏水の発生を防ぐためにも、NMRパイプテクター®を高架水槽2次側配管に1台設置しました。
高架水槽から150メートル程離れた新生児の部屋の蛇口から朝一番の水を採水し、NMRパイプテクター®の赤錆防止効果検証を行いました。
都立衛生研究所で水中の鉄イオン値を測定したところNMRパイプテクター®の設置前は2.0㎎/ℓだったものが、 設置2週間後に0.48㎎/ℓ、設置6週間後に0.27㎎/ℓまで下がり、 NMRパイプテクター®が給水配管全体の中の新規の赤錆を防ぎ、既にできていた赤錆の表面を水に溶けない黒錆へと変化させたことを立証して検証が終了しました。
この検証結果は他の日赤病院にも役立つ結果であったため、平成12年1月号の日赤医療センター院内報に掲載され全国の日赤病院に通知されました。
関連リンク
NMRパイプテクターの赤錆防止効果の検証方法と検証結果について|日本システム企画株式会社
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