NMRパイプテクター®-NMRPT-が大英博物館を救う? 設置事例をご紹介!

大英博物館

NMRパイプテクター®の導入・効果測定

実際に、NMRパイプテクター®は大英博物館内の「F地区」にあるボイラー室の主要温水配管に試運転で導入されました。

導入後にはまずは効果測定を行い、実際に赤錆に対して効果があるのかを確認します。

効果は5週間で確認できました。

水中の鉄分の含有量で効果があるのか否かを確認するのですが、設置前には1リットルあたり20mgであった鉄分の含有量が、設置から5週間で 1リットルあたり0.2mgとなり、100分の1にまで減少したのです。

このことから、既存の赤錆がほとんど水に解けない物質に変化し、赤錆の影響はほぼ考えなくてもよいレベルにまでなっていると言えます。

老朽化した配管が強化される!

このようにNMRパイプテクター®を導入して赤錆の影響が著しく少なくなった大英博物館ですが、具体的にNMRパイプテクター®を導入したことで大英博物館には実際にどのような効果があったのでしょうか。

NMRパイプテクター®導入によってもたらされる具体的な効果について紹介します。

NMRパイプテクター®は、導入することによって既存の赤錆を「黒錆」に変化させることが可能です。

黒錆は「錆」という漢字が使われてはいますが、赤錆とは全く異なった配管にとって有益な物質です。

黒錆は南部鉄瓶や中華鍋などのコーティングにも使われている物質で、鉄を保護して赤錆から守る役割を果たします。

NMRパイプテクター®は、赤錆が生じてしまった箇所を少しずつ黒錆に変化させることで赤錆を除去することなく、腐食が進んでいる配管部分に黒錆によるコーティングが自動的に施されることで、腐食部分をケアすることが可能です

赤錆部分が黒錆に変わっていくことで配管のコーティングが進み、老朽化してしまった配管の強化が進みます。

その結果、配管を取り替えることなく、錆に強い配管へと生まれ変わらせることが可能なのです。

今後の展示物への赤錆の影響もなくなる!

NMRパイプテクター®によって赤錆が黒錆に変わることで、配管は赤錆に強い状態を維持できます。

その結果大英博物館では、前述した赤錆による被害や水漏れのリスクを回避できるだけでなく、今後の展示物への赤錆の影響についてもリスクを低減することが可能となったのです。 

NMRパイプテクター®を導入することで配管設備の入れ替えなどによる断水などの心配もなく、また大きな改築などの展示に影響するようなこともなく、大英博物館は赤錆のリスクから解放されました。 

NMRパイプテクター®を導入するだけで、赤錆の心配がなくなったのです。

まとめ

大英博物館では貴重な収蔵品が数多くあるため、赤錆などの影響に対してはとてもセンシティブな環境です。

またイギリスを代表する観光スポットでもあることから、断水、さらには休館などの措置を取らずに配管設備を新しくする必要がありました。

さまざまな選択肢の中からベストな選択肢として、コスト面や博物館の運営上における影響面などでより優れているNMRパイプテクター®が選ばれ、実際に導入されて博物館の赤錆のリスクをなくすことができたのです。

赤錆を黒錆に変化させるという新しい発想で配管を取り替えることなく強化できるNMRパイプテクター®は、設備の入れ替えをしたくない、断水などの期間を挟みたくないなどという事情を抱えている建物には特におすすめです。

 ぜひ一度、NMRパイプテクター®の導入について検討してみてはいかがでしょうか。

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