ロンドン市庁舎にも導入されているNMRパイプテクター®-NMRPT-・その導入事例を紹介

イメージ画像 by Sabrina Mazzeo on Unsplash

はじめに

ロンドン市庁舎(ギルドホール・ロンドン)でNMRパイプテクター®が導入された事例をご紹介する連載最終回です。

前回はロンドン市庁舎(ギルドホール・ロンドン)の文化的重要性そしてNMRパイプテクター®の機能についてお話しさせて頂きました。

気になる方は是非、前回までの連載をお読みくださいね。

『ロンドン市庁舎にも導入されているNMRパイプテクター®・その導入事例を紹介-連載・第1回-』

『ロンドン市庁舎にも導入されているNMRパイプテクター®・その導入事例を紹介-連載・第2回-』

今回は、ギルドホール・ロンドンに導入されたNMRパイプテクター®の活躍ぶりについてご紹介致します!

早い段階で鉄分値が激減した

NMRパイプテクター®設置前のギルドホール・ロンドンの給湯配管からは毎朝使い始めに赤水が出ていました。

鉄分値を測定してみた所、リットル当たり6.36㎎でした。

イギリスの水道法に基づく水質基準値はリッター0.2㎎です。

基準値と比較して、かなり高い数値であることがわかります。

NMRパイプテクター®を設置したところ、3週間後に鉄分値を測定したところ、リッター0.015㎎になりました。

設置前の0.2%の鉄分値になったわけです。

さらに設置7週間後に測定すると、リッター0.007㎎と3週間後の半分以下の数値にまで減少しました。

鉄分値に関するイギリスの水道法に基づく水質基準値を大きく下回るレベルです。

赤水もなくなる

鉄分値が激減した結果、赤水が解消されました。

そして既存の赤錆は黒錆に還元され、黒錆によって配管は強化されました。

建物が存在し続ける限り、配管も使用し続けることが可能になったのです。

ギルドホール・ロンドンから推薦状が発行された

以上のように、NMRパイプテクター®を設置したことでギルドホール・ロンドンの給湯配管内の赤錆問題が解消されました。

このため、ギルドホール・ロンドンでは推薦状を出しているほどです。

ロンドン市庁舎調査事業部不動産管理部とロンドン市庁舎技術サービス部の課長の名前で推薦状が発行されました。

ロンドン市庁舎の西棟系統給温配管にNMRパイプテクター®を設置したことにより、

  • 赤錆が設置前よりも99%減少したこと
  • 赤錆防止効果が設置後4週間で確認されたこと
  • 常時出ていた赤水が完全消失し、水質改善されたこと

が明記されており、NMRパイプテクター®の防錆効果を証明し推奨するとしています。

まとめ

NMRパイプテクター®は日本国内外、4,200棟以上の多くの建築物で導入されています。

ギルドホール・ロンドンのような歴史的建造物にも使用されていて、その効果がはっきり出ていることからもその性能の高さがうかがえます。

赤水が出ていて、そのまま放置すると配管の腐食が進み、いずれ穴が開く、接合部分のねじが取れるなどのトラブルが起こりかねません。

そうなると大掛かりな工事が必要になりかねないので、NMRパイプテクター®を早期に導入し、現在の配管を長く使いませんか?

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