NMRパイプテクター®-NMRPT-のバッキンガム宮殿への導入事例

イメージ画像 by Jean Carlo Emer on Unsplash

場所によって変わる「水」に求めるもの

私たちの生活には飲用はもちろんのこと、清潔な環境や快適な暮らしを維持するために水は欠かせません。

日本システム企画株式会社のNMRパイプテクター®は、赤錆を還元し、黒錆化する事によって配管を強化し、大切な水をまもる心強い製品です。

NMRパイプテクター®はマンションだけではなく、様々な建物、重要施設で導入されています。

国内にとどまらず海外でも多くの導入実績を誇るNMRパイプテクター®ですが、今回はバッキンガム宮殿に導入された事例をご紹介します。

バッキンガム宮殿とは

ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式当日の映像など、英国のロイヤルファミリーがバルコニーに並んで国民に姿を見せている様子を見たことはないでしょうか。

あの場所がバッキンガム宮殿です。

ロンドン中心部にある宮殿で、赤い制服に高さのある黒の帽子がトレードマークの衛兵の交代式でも有名で、観光名所にもなっています。

英国皇室の正式な住居で、現在はエリザベス女王の住まいでもある、英国を代表する建造物の1つです。

バッキンガム宮殿の歴史

バッキンガム宮殿は1703年にバッキンガム公爵が建てたのがはじまりで、当時はバッキンガムハウスと呼ばれる邸宅でした。

その邸宅を1761年にジョージ3世が譲り受けたことで王室とのかかわりができます。

邸宅とはいえ、豪華な造りでしたが、質素なものを好んだジョージ3世は派手な装飾等を取り払ってしまったといいます。

しかし息子のジョージ4世は建築家ジョン・ナッシュに依頼して、大掛かりな改築に着手します。

大幅な増築に、古い塔の立て直し、ナポレオンからの勝利を記念した凱旋門(現マーブル・アーチ)の建築、宝飾品を散りばめたセンター・ルームなど、大規模且つ華やかなもので、ルネッサンス様式からネオ・クラシック様式へと全体の様相もガラッと様変わりしました。

その結果、費用は当初の3倍にも膨れ上がりジョン・ナッシュは解雇され、凱旋門の完成をもって改装を終了します。

12年にも及ぶ大工事でした。

やがてバッキンガム宮殿の主は、改装工事未完のまま、若き日のヴィクトリア女王へと移ります。

後に「大英帝国の母」と呼ばれる女傑です。

彼女の夫であったアルバート公は未完であった工事に着手、その大部分を完成させ、ヴィクトリア女王は即位の際バッキンガム宮殿へ移り住み、1837年に皇室の正式な居城となります。

その後、息子のエドワード7世やジョージ5世とメアリー王妃の改築を経て、私たちの知る現在の姿が完成します。

敷地面積1万坪、部屋数775、日夜800名ものスタッフが勤務する大住宅です。

英国女王の居城にふさわしい姿といえるのではないでしょうか。


以上、英国皇室の正式な住居、バッキンガム宮殿についてご紹介させて頂きました。

次回は、バッキンガム宮殿が抱えていた配管の赤サビ問題とNMRパイプテクター®が導入された背景をご紹介いたします!

引き続きお楽しみください。